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続・103系台車まわりの比較 [parts]

昨日の続きです。
普段は指定通りにやるだけなので、気にしないのですが、ついでなので気にしてみました:-)

カツミ、エンドウの場合、アングル位置は裾から3mm、床板厚は1mmとなっていますが、連結面の高さが一緒だとすると、101系も103系も他の系列も、模型的には一緒... って事になります。
とは言え、床下機器取付板の厚みを考慮すると3mmは妥当なのかもしれません。(KSモデル系だと2.8mm)

で、昨日計った数値を積み上げてみます:-p

日光DT33+MPボルスターE: 12.5mm
MPセンタースペーサー: 1.3mm
床板厚: 1.0mm
アングル深さ: -3.0mm
--
11.8mm

日光TR62の場合も、今回の計測結果によれば11.8mmでした。
199x年代のキット付属の図面も、2012年のキット付属の図面もレール面から裾までの高さは12.4mm。
あれ?

1997年製のサハ103を1台ばらしてみましたが...
TR62+ボルスターE: 11.6mm
センタースペーサー: 1.8mm
でした。(随分ばらつきありますねぇ...)
すなわち、先に計算した値より0.4mm低くなって、裾の高さは11.4mm。
実際、裾までの高さを測ると11.4mmでした...

うーん、まあ、どっちにしろ、図面との間に1mm近くの差があります。

実車はと言えば、黒本から側構断面VA100587を読み解くと、床面高1200mmから下に138158mm程裾が伸びている事が分かります。つまり10621042mm。
1/80すると13.313.0mm。
ということで、本当はもっと腰高でもいいようです。

なんで、こうなってるんですかね?
NMRA規格の連結器中心高の0.391-inch(Kadeeの#250だと0.390"と書いてある)に引っ張られているのかな?
  http://www.nmra.org/standards/sandrp/pdf/S-2_2010.07.pdf
換算9.9mm。
実際の103系の場合は880mmなので、1/80すると11.0mm。
1mmの差が出ます。
ちなみにACEカプラーは、前記のサハ103の実測では、最上面でも9.7mmでした。
確かにKadee #5なら取付高11.5mmなので、丁度良さそうな感じです。
  http://www.kadee.com/htmbord/page5.htm
うーみゅ。

ちなみに、日光TR62を日光の金属床板用センターピンでKSモデル指定の深さでアングルを設置すると...
日光TR62: 11.0mm
日光センタースペーサー: 3.0mm
床板厚: 0.8mm
アングル深さ: -2.5mm(床下取付位置が裾より下に...)
--
11.3mm

ま、どっちにしろ模型的には1mm車高短にするって事ですかね...

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コメント 2

Satokawa

私の場合は、レール面から車体裾下辺までを
103系 1042mmと解釈し、13ミリ
101系  997mmと解釈し、12.5ミリ
に合わせいてます。
特にサハ103-750を含む編成で、車体裾下辺が合わないことを強調して見せたくて、この辺は使用部品類のバラツキを調整して車体裾下辺合わせで統一。なのでキット毎に使用部品が異なります。
by Satokawa (2013-01-04 07:56) 

tama

Satokawaさん
おはようございます

ご教授有り難うございます。
この後(多分、本日中に...)掲載しますが、天賞堂の103系は、図面とはドンピシャでした。
TOMIXも連結器は11.0mmに合わせてるので、たぶん裾高もあってるんじゃないかと思います。

ちなみに、ブラスキットで裾高合わせる時、アングル深さも変えてますか?でないと、連結器の高さがばらつくと思うのですが。
昔のさがみさんの記事へのコメントも見つけたのですが、この辺イマイチ分かりませんでした(^^;
by tama (2013-01-04 10:22) 

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