SSブログ

自炊初め [雑誌・書籍]

今年のゴールデンウィーク、何しようか考えました。
どーせ毎年、何処にも出かけないので、Stay at Homeとか言ったところで、例年とあまり代わり映えしないのですが... まあ、食料品を買いに行く以外は、本当に家から出ません(^^;

思いついたのが、自炊。
家を建て替えて、雑誌・書籍の置き場は十分確保したはずだったのですが、4年で幅約3.5mの大型本用の壁面書架が、職務上購入した書籍を含めて、埋まりました... orz
こうなると、処分するか、スクラップで圧縮するかしかありません。
職務上購入した書籍は、技術書ばかりなので、使われなくなった技術については、躊躇なく捨てられるのですが、趣味関係は、そうも行きません。そもそも、職務系も雑誌は趣味系だったりするし。
んじゃ、スキャンして、必要部分だけスクラップするかと。

そこで問題になるのがAB版。
とれいん誌は、ほぼA4正寸なので、A4スキャナがあれば、このサイズまではOKです。A4スキャナは手頃なお値段で新品が購入出来ます。
とはいえ、そんなに面積を食っているわけではない...
横1段分の圧縮効果があるのはRail Magazine誌と、途中から分岐したRM Models誌。こいつらAB版。
縦はA版、横はB版です。A4スキャナは216mm弱までしか読めないので、そこまで切り詰めるか、A3スキャナが必要です。
ADF付きでインクジェットの複合機ならA3クラスでも3万円台で購入出来ますが、耐久性を全く期待出来ないし、紙厚や紙質を考えると使えそうにないです。かといって、現行のA3スキャナって、ScanSnapの親玉を探すと、20万円後半のお値段です。さすがに、そこまで投資する気にはなれず。

ということで、型落ち中古品をお安く調達してきました:-)
しかし、さすが業務用!?ナンカイです。
ScanSnapと同じ血筋なので、本体は極めてシンプルですが、ドライバーとアプリ、その設定がめっちゃわかりにくい。

ま、それはおいといて、今回の生け贄。
rmm248-00.jpg
Rail Magazine誌#248 2004年5月号。
rmm248-01.jpg
購入当時、ポポンデッタで800円だったようです。今じゃ、ヤフオク!で300円ぐらいみたいです:-p
なんでこの号かというと、なぜか2冊あったから(^^;
しかし、190頁ぐらいあるのですよ...
rmm248-02.jpg
背表紙はこんなもん。
これを、普通のカッターでそぎ落とした結果...
rmm248-03.jpg
私の腕ではこうなりました。orz
ってゆーか、無理だな。厚すぎる。そんなわけで、そっこーで、Amazonで裁断機を発注しました。
押し切りじゃなくてKOKUYOの60枚切断対応のやつ。いいお値段です...
そのAmazonの自社倉庫発ですら、お急ぎ便でも中1日。恐るべし、コロナ渦。

さて、そぎ落とせたので、セットします。
rmm248-04.jpg
あ~この状態だと、逆順スキャンです(^^;
切り口側が搬送口側ですが、これでもジャムる事なく、サクッとスキャンが出来ます。
正しくは
rmm248-05.jpg
こちら。
rmm248-06.jpg
厚みはギリギリ。
これで、ドライバーとアプリがインストール直後のデフォルト状態だと、2分半でスキャン完了!
すばらしー!!!
ただし、200dpiでレターサイズ...
よって、天地が切れます。デフォルトの自動カラー判別だと、モノクロの頁になった途端、写真が潰れます...
しかし、A3対応なので、A4縦を横にしてスキャン出来るのでいいですよ、これ。
ここから、ドライバーの設定を変えたり、アプリケーションを変更して、確認したりしたので、結局10回ぐらいフルスキャンしました。
現在の所600dpi、カラー固定、検索可能なPDF出力で落ち着いています。が、圧縮率を一番低くしたら2GBのファイルになっちゃいました... まいったな。サイズがどうのは、あまり気にしないのだけど、ここまでデカいと読み込みに時間が掛かるので、利便性が... と思ったら、10GbEなウチの環境ではネットワーク越しアクセスも、問題ないみたい。
ちなみに、600dpiでスキャンすると20分弱。400dpiだと11分強。放っておけばいいので、解像度は600dpiとして、PDFの圧縮率を変更して、裁断機が届くまで、時間つぶしをしようと思います。

さて、中古だし、安いし、文句は言えないですが、カラー頁は、たまに1ラインだけ筋が入ります。入ったり入らなかったり。必要な頁は現物を残すので、この際、どうでも良いです。あと、粒状感が結構残りますね...
この辺は、職業柄というのもあるのですが、気になります。普段PCの画面を4K@43"のディスプレイで見てるからと言うのもあるかもしれないけど。
あと、スキャナ側の認識の問題だと思いますが...
rmm248-07.jpg
この見開き頁の左側の頁だけスキャンデータが上がってこないことがあります。
裏表逆にしても同じ。
縦で読み込んだりして、補完します。

rmm248-08.jpg
横置きでスキャンしているので、左頁は左の袖側からスキャンされるのですが、黒ベタだとどこから開始して良いのか分からないらしく...
rmm248-09.jpg
こんな感じで、位置ずれします。

他にも...
rmm248-10.jpg
これ、富士フイルムの広告。何故、抜ける?
rmm248-11.jpg
これは写真ですが、ブロックで抜けます...
全体的にこうなるわけではなく、特定の頁でこうなります。
スキャンし直しても変わりません。程度の差はあれ、この2頁は抜けるんです。勝手な想像では、日本語認識機能とかと干渉してるんじゃないかと...
この辺も、もうちょっとアプリの使い方の習熟と共に追い込みが必要です。
それでも、十分期待値に達しているかな:-)
そんな理由が、下記。

横向きで読み込んでも、本文がある頁は、確実に回転してくれます。
切り口が搬送にまったく影響がない状態でセット出来るので、傾いたりすることも皆無です。
頁送りも重なりは皆無。
写真頁だけ、回転してあげる必要があります。
なので、スキャンに20分、確認作業で+20分ぐらいですかね。
フラットベッドスキャナで、1枚ずつひっくり返しながら、高解像度のちんたらスキャンにお付き合いするより、よっぽど健全です。

でですね、ネコパブの皆様、AB版、使い勝手いいのかもしれませんが、いい加減A4正寸にしてくれませんかね?紙代も節約出来ると思います。
四半世紀昔に出版業界でバイトしていたときから、不思議なサイズでした。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。