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モデルアイコン 床下伝導ギア β版 その2 [parts]

さて、前回書いた内容に関して、製造元のコムモデルさんに相談したのですが、各部のサイズに関しては公差の範囲と考えられ、ボルスターを広げるとか、スペーサーをかますとかかなぁという話でした。
実際、テストでいろいろな台車を試されているようで、エンドウもKD台車、DT44は試されて問題が無いようです。
なので、当たり外れがあるのかもですね...

どれぐらいキチキチだったかというと
migear-beta-05.jpg
これぐらい(^^;

このやりとりの中で、エコーモデルのPW-3154-25なプラワッシャーを片側に2枚挟むと、片方の遊びが死ぬのですが、使えるレベルになることは確認しました。
これだと、おもろくない(^^;
そもそも、ボルスターの遊びは
migear-beta-06.jpg
ボルスターをはめる丸い突起の高さと、ボルスターの板厚の差で実現されています。
写真のエンドウTR217で突起部の高さは1.0mm。ボルスターの板厚は0.8mmです。
なので、先ほどのワッシャー(板厚は0.25mm)を挟み込むと、この差が無くなり、ネジを締めると、ボルスターは固定されることになります。余程摩擦係数が低い素材なら別でしょうが...
スペーサーを入れた状態で、遊びを作るには、この突起を嵩上げするしか無いです。
直径は約3mmということで
migear-beta-07.jpg
PW-1732-25の登場です。
migear-beta-08.jpg
こんな感じ。
実際には、すんなりネジが通るわけでは無いので、先にボルスター越しにネジでネジ山をちょこっとだけ切っておきます。あとは、普通に固定できます。ボルスターによっては、ボルスター側の穴をチョットだけ削った方が良いこともあるかもしれません。(今回は削っていません)
この状態で、両側の遊びが確保できました。

で、作った物...
migear-beta-09.jpg
えへへ:-)

ま、ブラスの客車の補助動力を作りたかったんですね。
もう1台車作って、電車用の床板を使って、走りの確認をしてから、最終的な対応を考えます。
床下機器もどうするかを考えないとね...

さて、おまけです。
冒頭にも書いたコムモデルさんとのやりとりで教えていただいたのですが、WBを変更するのは、軸を切断しなくても指で押せば出来るそうです。これはナイロンギアの圧入で実現しているからだそうです。
ただ、31mmには軸長が足りないとのことです。
ま、ぶった切りバージョンと、WB変更バージョンの2つ作って比べてみようかと:-)
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モデルアイコン 床下伝導ギア β版 その1 [parts]

全く工作しなかったわけでは無いです(^^;
おかげで、チョイスを間違えて大事なニッパーの刃をこぼしました... (T_T)

さて、問題のブツです。
migear-beta-00.jpg
migear-beta-01.jpg
クルクル回るのが見えて、楽しいです:-)

ギアボックスの高さが気になったので、まずは確認。
migear-beta-02.jpg
13.8mmでした。
MPギヤは13.4mmです。BOXが金属で強度を稼いでいるからでしょうか。この0.4mmは床板とのクリアランスを考えると数字以上に差がでかいです。

さて、WBを変更するために、ぶった切ります(^^;
migear-beta-03.jpg
この後、シリコーンチューブで繋いで、目的の台車に組み込んだのですが、ボルスターのネジを締めると、カチコチになって、遊びがありません。ねじるとそのまま固まります(^^;
WBの問題かと思い、ぶった切っていない方をWB26mmなエンドウのTR62(PV)に組み込んでみたら、同じです...
こうなると、WBの問題ではありません。

ということで、諸寸法を測って違いを見てみると
バックゲージ:エンドウ・カツミ規格に対して0.3mmほど広い
軸端距離:エンドウ・カツミ規格に対して0.1mmほど短い同じっぽい
軸端形状:エンドウ・カツミ規格に対して鋭角
な感じです。
軸端距離が短いのに、遊びが無いのです... これが、日光のTR62(PV)にMPボルスターを使って組み込むと問題が無いのです。
まったく意味がないですが、事のついでにU-TRAINSのエンドウ改TR62(PL)にMPギヤを組み込みましたが、もちろん問題ないです。
migear-beta-04.jpg
#クリックすると大きくなります
大きくしても、あまり分からないかもしれないですが、左のエンドウ・カツミの車輪に比べて、バックゲージの違いや、車輪断面と台車との間の隙間(うーん、これじゃわからんな...)とかを見てもらえればと思います。
コンセプトが違うので、違うこと自体が悪いことでは無いんですが、互換性の観点から、ちょっと問題がありそうです。
そもそも軸経由の台車集電をするつもりが無いので、軸端を丸めるか、ボルスターに0.1mm厚程度の板を挟んでクリアランスを確保するかなのかな。
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ペアーハンズ レールクリーニングカー その1 [FC]

2020年模型初めとして...
pairhands-rc-00.jpg
軽~いものをチョイス(^^;

KATOのコキ104指定です。
まあ、新品の在庫は転がっていませんね...
pairhands-rc-01.jpg
ということで、比べてみましょう:-)

pairhands-rc-02.jpg
ディテールの違いはあれど、どちらも違いはなさそうです。
TOMIXは緊締装置が別パーツなので、固定ガイドがデフォルトでは存在しない... ぐらいでしょうか。

なお、KATOの方が重いです。ということで、ひっくり返してみれば...
pairhands-rc-03.jpg
KATOはしっかり、ウェイトを入れていますね。
TOMIXは側面のみです。

さて、実際に設置するクリーナーを当てて見ると...
■KATO
pairhands-rc-04.jpg

■TOMIX
pairhands-rc-05.jpg

どっちにしろ、ブレーキ配管はカットしないと設置できないので、大差ないですね。
ということで、おそらく、他の形式でも大してフレームの構造は変わらなさそうなので、貴重なコキ104を潰すのを止めて、TOMIXのコキ106とかコキ107を調達してこようかと思います。

あー、結局何もいじりませんでした:-p
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